万葉集の日記

楽しく学んだことの忘備録

2017-09-12から1日間の記事一覧

173.巻二・148:一書に日はく、近江天皇の聖躰不予御病急かなりし時に、大后の奉献れる御歌一首

近江天皇(おうみのすめらみこと):宮号をもって呼ぶ表現は比較的後期の資料に多い。 148番歌 訳文 「青々と樹木の茂る木幡山のあたりを魂が行き来なさると、目にははっきり見えるのだけれども、現し身にはお逢いできないことよ」 書き下し文 「青旗(あを…