万葉集の日記

楽しく学んだことの忘備録

2017-09-10から1日間の記事一覧

172.巻二・147:天皇聖躬不予の時に、大后の奉る御歌一首

題詞の前に「近江の大津の宮に天の知らしめす天皇の代・・・天智天皇といふ」の記載があり、たぶん155番歌までが一つの歌群かな。 天智天皇の死をめぐる歌は萬葉初出の純粋な挽歌であるが、作者のすべてが後宮の女性であるとのこと。 147番歌 訳文 「天の原…