万葉集の日記

楽しく学んだことの忘備録

2017-08-29から1日間の記事一覧

165.:巻二・135~137:石見相聞歌

135番歌 訳文 「石見の海の唐の崎にある暗礁にも深海松(ふかみる)は生い茂っている、荒磯にも玉藻は生い茂っている。 その玉藻のように私に寄り添い寝た妻を、その深海松のように深く深く思うけれど、共寝した夜はいくらもなく這う蔦別れるように別れて来…