89番歌 訳文 「ここでじっと夜を明かしてあの方をお待ちしよう。この黒髪にたとえ霜は降(お)りようとも」 書き出し文 「居(ゐ)明かして 君を待たむ ぬばたまの 我が黒髪に 霜は降るとも」 右の一首は、古歌集の中に出づ。 新潮日本古典集成 万葉集一を参…
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