万葉集の日記

楽しく学んだことの忘備録

2017-07-25から1日間の記事一覧

133.巻一・54、55、56:大宝元年課の辛丑の秋の九月に、太上天皇、紀伊の国に幸す時の歌

54番歌 訳文 「巨勢山のつらつら椿の木をつらつら見ながら偲ぼうよ。椿の花咲く巨勢の春野のありさまを」 書き出し文 「巨勢山(こせやま)の つらつら椿 つらつらに 見つつ偲はな 巨勢の春の」 右(↑)の一首は坂門人足。 55番歌 訳文 「紀伊の国の人は羨…