万葉集の日記

楽しく学んだことの忘備録

2017-07-06から1日間の記事一覧

117.巻一・23、24:麻続王、伊勢の国の伊良虞の島に流さゆる時に、人の哀傷(かな)しびて作る歌と麻続王、これを聞きて感傷(かな)しびて和ふる歌

23番歌 「打ち麻を 麻続(をみ)の王(おおきみ) 海人(あま)なれや 伊良虞(いらご)の島の 玉藻(たまも)かります」 <歌意> (麻続の王は海人なのか、いや海人でもないのに伊良虞の島の藻を刈っていらっしゃる。おいたわしいことだ) 24番歌 「うつせ…